ライフイベントで変わるキャリアとの付き合い方

ライフイベントで変わるキャリアとの付き合い方 ライフイベントで変わるキャリアとの付き合い方
独身時代のキャリア

独身時代のキャリア

社会人としてデビューする=キャリアをスタートさせるということ。20代の独身時代は仕事を覚え、仕事の楽しさや面白さに気づいて発展させる時期です。「今」の仕事に慣れると、自分自身の成長やキャリアアップを求めて転職を考え始める人が多くなります。新しいフィールドで活躍したい人、専門性をより高めていきたい人は、資格取得を目指したり、さらなる高みを目指して転職活動を始めてみたりしても良いかもしれません。
また、女性の場合は、結婚・出産についても自分事として具体的に考える時期でもあります。現在就いている仕事で結婚・出産・育児と両立できるのか。自分が考える幸せのカタチを実現できるのか。不安になることもあります。その場合は、将来に起こるであろうライフイベントに備えて、職場・職種・雇用形態などさまざまな観点で情報収集をしておくと良いでしょう。

ライフイベントに合わせた働き方

ライフイベントに合わせた働き方

ライフイベントには、結婚や妊娠、出産、介護など、さまざまなものがあります。どれも時間の使い方に見直しが必要になるタイミングです。しかし、仕事だけで見てみると、さまざまな業務を任せられ、責任のあるポジションに就くことが往々にしてある時期でもあります。仕事も家庭もきちんと両立したい女性は、独身時代とは同じように働くことが難しくなります。勤務地だったり、就業時間だったりが限定されてしまったりするのです。自分だけの問題ではなくなるので、家庭生活の理想や収入、働き方などについて家族に相談してみましょう。働き方については、会社と話し合いをしてみるのも良いかもしれません。その結果、子育て支援制度がしっかり整備された会社に転職する人もいるでしょう。家庭ごとに異なる事情にフレキシブルに対応してもらえる条件の仕事に就業する人もいるでしょう。

夫の転勤についていく場合のキャリア準備

夫の転勤についていく場合のキャリア準備

夫が転勤になった場合、さまざまな身の振り方があります。例えば、現在の勤務先で夫の転勤エリアにある支社へ異動させてもらう/夫に単身赴任をしてもらうなど。今回は、妻が退職をして夫の勤務エリアへついていくケースを見ていきましょう。夫が転勤族の場合、その後も転勤が何度かあるかもしれません。その場合、転勤先で再就職先を探す以外にも、どこでも仕事がある職種に関連した資格を取りスキルUPする選択肢もあります。例えば、経理業務で必要となる認証簿記検定や給与計算の資格、病院・施設などの医療事務、高齢者施設などの介護資格などが挙げられます。その他に、IT系スキル、看護師資格なども良さそうです。取得する資格によっては、就職するのではなくフリーランスとしてキャリアを築いていくこともできます。ポジティブにキャリアチェンジすることもできるタイミングなので、気になっていることを深く勉強してスキルを習得するのがおすすめ。パート・派遣・正社員・フリー、さまざまな働き方から自分や家族にとって望ましい働き方を選択して経験を積んでいきましょう。
長い目で見て、自分自身にとってプラスになるように自分で後押ししながら、キャリアを継続していくことをおすすめします。