看護師などに比べると、認識がそれほどないという人も多いかもしれませんが、女性が活躍できる医療系の資格としては言語聴覚士もおすすめできます。資格取得までは簡単ではありませんが、女性でも安定して働くことができます。
言語聴覚士の仕事内容としては、言語に関するリハビリを担当するというものです。対象となるのは言語機能、摂食・嚥下機能、聴覚などに障害を持つ患者であり、言語訓練の指導を行うのが主な業務となります。看護師など他の医療系の仕事のように非正規のパートでも安定して収入を得ることができる国家資格です。家庭を持つ女性でも資格を活かして働くことができるので、比較的仕事も選びやすくなるでしょう。
医療系の定番といえばやはり看護師です。実際、手に職をつけて長く働くことを考えている女性は看護師の道を選ぶことが多いです。それだけ、看護師は女性が安定して働くことのできる仕事なのです。やはり、専門的な勉強をしているからこそ医療の場で需要があるというのも大きな理由ですが、それ以上に看護師は慢性的な人手不足に陥っており、常に看護師を求める医療施設があります。そのため、30歳を超えてからそれまで勤めていた会社を辞め、看護学校に入学し看護師として活躍していくというケースも珍しくありません。
もちろん、看護師の資格を取得するのは容易ではありませんし、仕事も責任がつきまとうものですが、手に職をつけ、長く働き続けていくことを考えている女性ならば看護師を目指す価値は十分にあると言えます。求人案件も豊富であるため、自分のライフスタイルに合わせた働き方を選択しやすいのも大きな利点です。
医療系で言えば、介護福祉士のように介護にかかわる仕事も今後ますます需要が高まっていく仕事です。高齢化社会の影響もあり、福祉の仕事で活躍する女性は今後ますます増加していくでしょう。ですので、もし今の働き方に不安があり、心機一転新たな職種で、手に職をつけて活躍したいと思うのであれば福祉の仕事がおすすめです。介護というとどうして辛い、きついといったイメージがあるかもしれませんが、資格を取得し、キャリアアップできれば無理なく働くことは十分に可能です。
介護福祉士の資格を取得するには、3年の実務経験が必要となりますから、まずは実際に現場で働いてみて、その上で自分の適性を見極めても良いでしょう。